研磨業務ではお客様から頂いた寸法・形状に仕上げを行います。長年の経験に基づいたプロによる手作業での研磨、そして治具を用いた研磨この二つを併せ持つことで高品質でありつつ作業の効率化を行っております。
ダイカスト製品には必ずイジェクターピンがついています。株式会社若井では特殊な技法でワイヤーブラシを束にし研磨とバリ取りを行います。束にしたワイヤーブラシはブラシ部分が簡単にほつれたり広がったりせず、一般的なワイヤーブラシの100倍近い台数の研磨作業を行うことが可能です。ロボットを使用することで、人が起こす研磨の忘れや作業のムラを無くしております。
従来の研磨作業では鉄ヤスリを使っての研磨が行われていましたが、現在ではエアー工具・電動工具を使用し、作業時間、作業工程を縮めていきました。
株式会社若井では工具に使用するペーパーにもこだわりがあり、通常の紙やすりではR面の研磨には向きませんでしたが、布地を使った柔らかいペーパーの開発を行い、複雑な曲面でもペーパーがフィットし研磨を行えるようになりました。
ダイカスト部品で一番重要な工程は仕上げ(研磨)であると考えています。お客様の目が届くところだからこそ株式会社若井では高品質の仕上げ作業を行い、お客様に満足を提供いたします。